2018年4月5日 0

嫌いなキャストとわたしの1年半

嫌いなキャストとわたしの1年半

嫌いなキャストとわたし

当時、わたしは専門学生。
その時はあんまり学校にもいかず、遊ぶのが忙しい。
朝までお酒飲んで騒いだり、買い物行ったり旅行行ったり。
でもそんな生活してたら、お金ってすぐなくなる。
お金が欲しくて、踏み入れたのがキャバクラだった。

ちょっと可愛くて18才で若かったわたしは、入店してすぐに指名客がついた。
そこで、なんともいえない充実感を得た。
学校の勉強も好きじゃなかったし、部活も3年間やり遂げたことはない。
何一つ、褒められたことなんかない。

でもキャバクラは違う。
ただ席に座って、ニコニコして、お客さんの喜びそうなことを言う。
それだけで喜んで帰って行って、ブランドのアクセサリーを持って帰ってくる。
ついでにシャンパンを添えて。

入店2ヶ月で、すぐトップ5入りした。
しかしその頃、同い年のキャストが入店してきた。

名前がりかちゃん。わたしの源氏名、りことちょっと似てる。
しかも顔も結構可愛かった。なかなか気に入らない。

案の定りかも結構人気が出てきて、
入店日が同じ頃、スタイルや顔も同じ系統、同い年、と言うことで、
何かとわたしとりかが比較されることが増えてきた。

常連グループのフリーにつくだけで、
「りかとりこ、どっち派?」「俺はりかかな〜!」と言う会話が
本人の前で繰り広げられる。
これは結構傷つく。
なんなんだよ。自分は汚ねえ顔したおっさんのくせに。

しかももっと傷つくのは指名替え。
もちろん、わたしからりかへ。
その頃わたしは結構真髄に仕事をしていたし、
お客さんに一端の情はあった。
結構大事にしてたのに、ある日突然。
「ご指名は?」「りかちゃんで。」

りかに指名替えした元指名客と、りかが席で話している。
デレデレしながら。楽しそうに。
この光景はいつになっても慣れない。
かなり大げさかもしれないけど、自分の彼氏が他の女との浮気現場を、
椅子に縛り付けられて強制的に見させられてる感じ。
いやでも声は聞こえてくる。

せめて指名変えるなら、わたしが休みの時に来たらいいじゃん。
てか指名替えすんなら店ごと変えろよ。

この頃から、りかとわたし、どちらも成長株だとスタッフからも期待されていた。
フリーの太客は優先的につけてくれる。

問題なのはわたしとりか、どっちを先につけるのか。
どんなにわたしが優れたキャバ嬢でも、先にりかがついて場内が入ればなんの意味もない。

もしかしたらそんなことは付け回しの気分次第だったのかもしれない。
でもわたしにとっては気が気じゃなかった。
りかが太いフリーについているときは目が離せない。それが自分も接客中であっても。

また、急に指名が入った。
今日来るっていってたお客さんいたかな?
影から覗いて、顔を見ても思い出せない。
付け回しに客の名前を聞いても思い出せない。
恐る恐る近付く。
「失礼します、指名ありがとうございます。」
「はあ?誰お前?こんな奴呼んでない!りかはもっと可愛いだろうが!」

自分が間違えたんだろうが。
こんなことある?なんで怒鳴られないといけない?
りかが着いたら180度機嫌直してデレデレ。
本当に、りかが嫌い。許せない。

りかがわたしのことをどう思っているのかは知らないけど、
私たちの不仲説が流れていた。
そりゃそうだ。わたしは大っ嫌い。

たまたまなのか、わざと互いを競わせるつもりだったのか、
わたしのヘルプにりか、りかもヘルプにわたしがつけられることが増えてきた。
やめてほしい、客がりかに流れる。
でも逆に、わたしがりかのヘルプに着くと、
「りこちゃんて言うの?可愛いね。りかが休みのとき内緒で指名しようかな。」

このお店は本指名がある席ではヘルプなどは連絡先の交換はNG。
でもりかはこのルールを簡単に破って、わたしの客に連絡先を書いた名刺をおいていく。
わたしはこの名刺を見つけるたび破って捨てる。
客がなんと言おうとわたしは破って捨てる。

わたしはこんなルール違反はしない。
しないけど、りかの客を奪うことがわたしの生きがいになっていた。
ちょっと悪口吹き込んだり、枕を匂わせたり。
連絡先渡すよりは全然可愛いもんでしょ。

わたしはもう、”指名をとってお金を稼ぐ”と言う当初の目的は忘れて、
”りかより上の順位に”と言うことしか頭になかった。

入店してから1年、まだ私たちの戦いは続いてた。
わたしはりかに勝つために、無理して出勤日数を増やしていた。

おかげでわたしとりかの戦いはわたしの圧勝。
倍以上の売り上げがあった。
だけど、まだ元わたしの指名客がりかを指名しに店に来るうちは絶対に許せなかった。

わたしは専門学校も休みがち。
わたしもりかも、分野は違えど同じ専門学生。

そろそろ就活シーズンだけど、キャバの方が楽しい。
りかはその辺りから、あまり出勤しなくなってきた。

そして専門学校をなんとか卒業が決まった頃、りかが辞めることとなった。

「介護施設に就職決まったんだ!若いのに偉いね!」
「介護の専門行ってたんだもんね。辞めるの寂しいけど、昼職頑張れよ!」
「就職祝いにシャンパン下ろすよ!アルマンドでいい?」
りかの出勤最終日。
あーあ、出勤しなければよかった。
あのザコが辞めるのは嬉しけど、チヤホヤされてるのを見てるのは不快だわ

りかが辞めて1年。わたしは就職もせずキャバ嬢を続けていた。
もうりかなんて気にしなくていいし、
もう次はもっと上位の先輩に追いつけることを目標にした。

でもりかを超えることよりも、何十倍も難しい。
思うように結果も出ないし、客もわがままばっかり。
無理させると比例してめんどくさくなるし。
そろそろエースもパンクしそう。
ああ今回の締め日もノルマクリアできないな
そういえばわたし、なんでこの仕事こんなに頑張ってたんだろ?

そんなとき、同僚のキャストに聞いた噂。
「そういえばりかちゃん結婚したらしいね!」
「学生時代からの彼氏だったんだって、羨ましいよね」

え、早くない?結婚?
なんでこいつだけこんな幸せな感じになってんの?

許せない。やっぱり許せない。
ずっとわたしが勝ったと思ってた。
本当に勝ったのはどっち?
幸せなのはどっち?

もうキャバ辞めたいけど、わたしができるのはキャバしかない。
今更昼職に就職なんて無理でしょ。
わたしは本当に後悔した。
なんで目先のことしか見てなかったんだろう。

今から昼職やろうかな。遅いかな。

夜職していると、昼職の人間が眩しく感じることありませんか?

キャバクラあるあるですよね。
誰にでもこのような体験はあると思います。

昼職に移る時期に、遅いなんてことはありません。
早めに気づいてよかったと思います。

気づいた時に即行動!
このまキャバ嬢として働いていても、メリットはとても少ないです。
昼職への就職を検討しましょう♩

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